本年はじめての本コラムへの投稿です。
皆様、本年もどうぞよろしくお願いいたします。
年末年始は、某原稿の校正作業に没頭いたしました。ただ、松井信憲氏の『商業登記ハンドブック第4版』(商事法務)の記述を参照・引用している箇所が多々あり、同書がもうすぐ改訂版が出版される予定なので、それを待って校正作業を継続する予定です。
同書の持分会社の記載でなにか新しい情報等があるかどうかが気になるところですが、入手して確認し、新しい情報がありましたら、本欄でもご紹介できればと思っております。
さて、校正作業になにか影響するかと思い、年明けに「登記研究」の最新号を見ていたところ、山森航太氏の「ポイント解説 基礎から考える商業登記実務(第4回)」が掲載されていました。そのテーマは「合同会社の業務執行社員と代表社員について」です。
これは内容をチェックせねばと思い拝読したところ、なんと、拙著『商業登記実務から見た合同会社の運営と理論第2版』(中央経済社)が、参照・引用文献として、かなりの箇所で記載されていました。しかも、拙著は登記実務とは異なっていると思われる見解で論述しているところもあるのですが、山森氏は拙著の見解に肯定的なようです。
年始からとてもうれしいご褒美をいただいたような気分になりました。
ところで、話しはまるで変わりますが、最近、「税務弘報」(中央経済社)という雑誌に原稿を掲載していただきました。原稿提出の際、著者紹介欄のところに、著書として『商業登記実務から見た合同会社の運営と理論第2版』(中央経済社)を記載しておりました。
実際に掲載された原稿をみてみると、なんと、著書欄の拙著のところに、「第3版近刊」と記載されているではありませんか。
どうやら、近々、改訂されるようです。と、他人事のように書きましたが、実は、冒頭で書いた某原稿の校正というのは、『商業登記実務から見た合同会社の運営と理論』のことだったのです。
でも、「近刊」なのですね。そうなんだ・・・。
なんだか、プレッシャーを感じます・・・。
いつくらいに発刊できるのかは未定なのですが、予定が決まりましたら、本欄でもご報告いたします。
立花宏 司法書士・行政書士事務所
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