本日12月27日をもって、当事務所は年内の仕事納めとなります。といっても、年末年始は、原稿の校正作業や、あたためていた企画の構想を練ったり等に時間を取ろうと思っております。
今年は、編著者として『ケース別 商業登記添付書面-必要となる書類と実務のポイント-』(新日本法規)も出版できましたし、昨年、登記法学会で発表した合同会社の持分相続に関する論考を「旬刊商事法務」に掲載していただける等、個人的にはとても充実した1年になりました。
来年も著作を出版する予定がありますし、合同会社の持分相続に関して、実務向けに検討した内容をどこかで司法書士の皆様にはご覧いただけるだろうと思っております。
ちなみに、法務省の登記統計では今年10月までのデータが公表されており、株式会社の設立登記申請数は10月までの累計で昨年の同時期までの累計より少し減少しておりますが、合同会社のそれは昨年の同時期までの累計より約千件ほど増加しています。9月、10月と、前年同月の件数より少な目なのは気になりますが、合同会社の設立登記申請件数は、今年も前年より少しだけ増加するのではないかと、個人的には想像しています。
株式会社の設立件数が減少しているのは気になるところですが、その分、合同会社の存在感はさらに増してくだろうと思います。私達司法書士や会社法務関係実務に携わる方にとっては、ますます無視できない存在になっていくだろうと考えています。
冒頭に書いた「あたためていた企画」というのは、そうした実務に携わる方のお役に立つ内容ではないかと思っております。まだ、漠然とした構想の段階ですし、出版の話があるわけではないので、実現するとしても、だいぶ先になると思いますが、ぜひ、実現してみたいと思っております。
本「耕せども尽きず」は、年内はこれが最後の投稿となります。また、年明けに投稿させていただきます。
皆様、よいお年をお迎えください。
立花宏 司法書士・行政書士事務所
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