今日は、合同会社の計算を離れて、本の改訂情報のご紹介です。
先日、執筆の資料をインターネットで検索していたころ、本の広告が目に入りました。会社法関係の仕事をしていらっしゃる方であれば、ご存じない方はいないであろう、江頭憲治郎先生の『株式会社法』(有斐閣)が改訂され、第9版が出版されたようです。
出版社のウェブサイトを見たところ、2024年4月発売となっていましたので、どうやら出版されて間もないようです。早速、注文いたしました。
まだ、どのくらいの内容が改訂されているのかはわかりませんが、引用文献として最新のものを記載するため、購入しました。というより、この書籍は、改訂があるたびに必ず購入しています。
いつくらいから購入しているのかを見てみたところ、少なくとも第4版くらいからは購入しているようです。ただ、一番古いものは、会社法施行前のもので、『株式会社法・有限会社法 第4版』が手元にありました。2005年の出版となっています。
当時はまだ、司法書士試験に合格はしていましたが、まだ、司法書士の業界には入っておりませんでした。司法書士試験の合格したばかりで、もっと、勉強したいという向上心がとても強かった時期です。司法書士試験の科目の中で、一番、商法が好きだったこともあり、専門書を取り扱っている書店に行って、法律のコーナーを見ていたところ、この本が目に入り、手に取りました。少し中身を見て、「この本は、私にとって必要な本だ」と直感し、そのままレジに走った記憶があります。
当時は、商業・法人登記を専門分野とする司法書士になれるかどうかもわかりませんでしたし、先ほども書きましたように、司法書士業界に入ってすらいませんでした。
しかし、この書籍との出会いは、何かの縁だったのかもしれません。今はこうして、商業・法人登記を専門分野とする司法書士となり(?。少なくとも、私はそう思っております)、また、ものを書いたりする機会もあるため、頻繁に『株式会社法』の最新版の頁をめくっております。
私の書いた本がどのような評価をしていただいているのかはわかりません。しかし、誰かにそんな縁を感じていただけたら、また、そのように感じていただける書籍を執筆できたら・・・。おこがましいとは思いますが、そのような気持ちになりました。
立花宏 司法書士・行政書士事務所
〒980-0022022-302-6906
Powered by Webnode